京都は、料理がおいしい。
というか、なじみのある味だからでしょうか。
今年も残すところあと20数時間。
今年は、NLPセミナー撤退、霊性メソッドの開発、沖縄公演会スタート・・・思えば大胆な展開でした。
でも、地味でした。
いま一番の悩みは・・・
マイケルジャクソンは、霊媒タイプか人格タイプか? ということ。
基本、大活躍している人は、霊媒能力と人格能力のバランスがとれているので、どちらのタイプか見分けづらい。
右手を上げるだけで、観客を失神させてしまう共感力は、霊媒タイプの特徴。
でも『THIS IS IT』を観ると、リハーサル風景は、冷静で客観的で人格能力の高さがうかがえます。
コンサートの完成度を高めるために、熱心に議論しながら言ったひとこと。「すべての曲のためだ」と。凡人にはない人格の高さと感性が感じられます。
すべては君のため・・・でもなく、すべては僕のため・・・でもなく、すべては客のため・・・でもない。ただ、曲のため。
霊性タイプの結論を言うと、マイケルジャクソンは霊媒タイプ。
でも、とんでもなく人格的な感性の高い人。
マイケルさんのビジネスパートナーであり友人のケニー・オルテガさんは、「歌とリフト(浮上する舞台装置)を連動させる前に、歌なしでリフトだけチェックしてみるかい?」と聞きます。
マイケルさん。「ビートイットのイントロからはじめよー」と即答。
マイケルさん、やる気まんまんでイントロを待ちます。
オルテガさん、あわてて。
「いや、歌とあわせるまえに、リフトのチェックをしなくていいのかい?」と。
マイケルさん。「イントロからで。」
オルテガさん、あわてて。
「いや、まずは、リフトだけでチェックしてくれ。」
マイケルさん、おちついて。「OK。わかった。君が望むなら」と。
オルテガさん、つづけて。「ありがとう。安全のためだから、協力してね」と。
マイケルさん、それに対して「ああ。君を信頼しているよ。(君が必要と思うんだから、きっとチェックが必要なんだろう)」と。
オルテガさん的には、あきらかに唄う前に歌なしでリフトのチェックをしてほしかった。にもかかわらず、マイケルに「歌の前にチェックしてみるかい?」と質問ではない質問をしちゃいました。
「どうしたい?」って聞かれたわけだから、選択権は今やマイケルのほうにあります。
といいたいところですが、話の内容からして、マイケルさんに選択権はありません。
気軽な会話とはいえ、トップレベルのコンサートを完成させようとするリハーサルですから、ちょっとしたコミュニケーションの行き違いが致命的になりかねません。
すかさず、マイケルさん「歌ありでチェックすればいいよ」と返しています。
そうすると、オルテガさん的に、もうごまかした会話は通用しません。
「いや、違うんだ。僕は君に歌なしでチェックしてもらう必要があると思っているんだ」とこころをひらくしかありません。
で、すかさずマイケルさんは、「オッケー。君が望むなら、きっとそれがベストなことなんだと思うよ。君を信じるよ」と言っています。
「歌ありのチェックでいこー」というたった一言で、相手の本当の要求をストレートに引き出しています。オープンなコミュニケーションを成立させてます。
「オルテガさん、質問してるっぽいけど、それ、質問じゃなくて、求めてる答えは最初からきまってるでしょ」ということを察知するのは、論理的思考で、霊性メソッドでいうと人格能力になります。
かんたんそうに思えて、なかなか瞬時にはできません。
「どっちがいいと思う? 歌なしのチェックは必要なの?」とか返したとしたら、話がややこしくなります。
「どっちがいいと思う?」とマイケルさんが聞いていたとしたら、きっと。「歌なしでチェックしたほうが安全だと思うよ(君のためにはね)」といった曖昧なコミュニケーションが生まれます。
もちろん、オルテガさんも一流のビジネスパートナーだからこそ、ではあります。
オルテガさんとしても、瞬時に「そっかそっか。マイケル。安全のために歌なしでリフトをチェックする必要があると思ってるんだ。ぜひ、やってくれないか」とオープンになってます。
一流のプロデューサーでなく、もし、「おいおい、マイケル、なにいってんだ。歌なしのチェックをしないと危ないだろ。なにいってんだよもー。」とか返したとしたら。ひどい三流のプロデューサーなら「おいおい、マイケルのためを思って言ってんだから、歌なしでチェックすればいいじゃんっ」とかなります。
マイケルさんの立場としては、ウンザリです。「なんでやねん。お前がどっちにするか聞くから答えただけやんけー」と言いたくもなります。
ついつい霊媒タイプは、相手の望みに共感できてしまうので「オッケー、じゃぁ、歌なしで(って言ったほうがいいんだよね・・・)」となりがちです。
そうならないマイケルさんの人格能力を使いこなす感性はただものではない。
マイケルさんが、霊媒タイプである決定的な要因は、マイケルさんが「人生とは忍耐と理解である」と言っていること。
まさに、霊媒タイプが意識して磨くと活躍できる要素が忍耐と理解です。相手の立場や状況を理解する。自分の感情をコントロールして忍耐力を磨く。
霊媒タイプなら、どんな人でも忍耐力と理解力を磨くことで世界一流の活躍ができる。
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