離したくないと思った瞬間、話したくない
たんなるだじゃれっちゅやぁ、だじゃれなんですが。
ことばが生まれるというのは、けして偶然ではないと思います。
ことばが生まれる瞬間、
それは、無から有が生まれる瞬間。
なんのインスピレーションもなく、ことばが生まれるとは思えません。
だとしたら、日本に住む人々が、話すと離すを生み出したのも必然だったのでしょう。
やや脱線しますが、住むと澄むも
おもしろいシンクロニシティだと思っています。
住むことは、つまり澄むこと。
住めば住むほど、澄むはずだとわたしは思っています。
そして、同時に、住むというのは、済むことでもある。
済むというのは、終わりでもありはじまりでもあるということ。
つまり、住むとは、澄み渡り変化しつづけることだということがわかります。
ということは、自分とまわりを澄み渡し、変化しつづけることが住むことであり生きること。
すべてがどんどん鮮明に純粋にシンプルになっていくのが生ではないかと思います。
もちろん、信念と選択の問題ですから、どんどん複雑になる人生もありです。
すくなからずいえるのは、人生、生きれば生きるほど複雑にする
という必要性はないということ。
もし、選択すれば、どんどん見晴らしをよくして
シンプルに生きることだってできるということ。
もどりましょう。
離したくないというのは、所有欲の1つです。
離したくないと思えるのはどうしてかというと、
所有していると思っているからです。
物質的に所有できるものなど、世界にありませんが。
もし、所有できたとして、それを手放したくないと思ったとしたら。
話さないことがいちばん効果的です。
関係性を前にも後ろに発展させないこと。
かたくなに現状維持を目指すことです。
宝くじに当たったけど、当選金を離したくないと思ったら、だれにも話さないこと。
恋人やパートナーを離したくないなら、
差し障りのなさそうなことしかなるべく話さないようにしようと思います。
なにが起こっているかというと。
離したくない、所有しつづけたいという欲求は、
なにも生み出さないでおこうという決意のあらわれです。
ちなみに、誤解のないように書いておきますが、
話さないからといって、離したくないとはかぎりません。
今はまだ、話さないという意志によって、
なにかが生み出されるということがあるからです。
離したくないという欲求がつよすぎる、つまり所有欲がつよすぎると
人は前にも後ろにもすすめなくなり、停滞してしまいます。
とどまる水はいずれ腐敗するのとおなじように、
人が停滞しつづけると、内面から腐敗し始めます。
そうすると、澄み渡ったシンプルさが失われていきます。
それは、住んでないということ。
つまり、よろこびをもって生を感じられなくなります。
とはいうものの、所有しなければ、手放すことすらできない。。。
そのためには、所有欲が必要なんじゃないの。。。
というジレンマがあります。
「一時的な管理者」というのがジレンマを解決する
キーの1つだと思います。
健全な湖とは、水の一時的(テンポラリー)な管理者と考えられます。
いつもゆたかに水をたくわえる湖は、いつも水を所有しているようですが。
つねにちがう水の分子を一時的に管理しているだけです。
水の流れを調整しているといってもいいでしょう。
けれど、不思議なことに、
魚や草木をつねに生長させられるだけのゆたかさを湖はもっています。
湖に愛があるとしましょう(わたしは実際にあると思います)。
愛の表現はおたがいの存在のオリジナリティで決定されます。
一生その湖に住みつづける魚もいれば、
やがて、川から移動していく魚もいるでしょう。
湖という存在のユニークさと、魚のユニークさが
愛情表現を決定づけています。
だから、人は出会った人、すべてにユニークな愛を表現することができます。
しかも、すべてと調和しながらできます。
恋心を抱いたものどうしがどんなユニークさをもっているかで、
愛の表現はかわります。
しごとで出会ったビジネスパートナーとも、また、まったく異なった
愛を表現できるはずです。
自分のユニークさも、他者のユニークさも
よろこびをもって、祝福することです。
湖という愛は、つねに1つです。
けれど、それは魚には適切な温度、酸素、栄養をあたえているし、
渡り鳥や移動する動物たちには、しばしの憩いをあたえています。
魚に対して、木に対して、渡り鳥に対してなどなど、
おたがいのユニークさが、わかちあう愛の表現を決定しています。
湖はどこかへ行こうともしませんし、
なにも所有しようとはしていません。
あえて所有しているものがあるとしたら、
なにも所有しようとしないことで、湖はゆたかさを所有しています。
あなたは、いま、離したくないと思っているものはありますか?
あれば、それは、もしかして、手放したいという
潜在的な欲求かもしれませんよ。
離したくないと思っているものほど、
じつは、本心では手放したいと思っているものです。
手放すとは、なにも、追い払うとか、捨てるということではありません。
あたえることであったり、分かち合うことであったり、ながれにまかせることだったりします。
離したくないと思い、話したくなくなって、あなたの水が濁るまえに、
手放して、澄み渡らせると、もっともっとゆたかさを実感することになります。
よ〜く見わたしてみると。
わたしは、あたえすぎて、破産したり、不幸になった人を観たことがありません。
そうそう。
余談ですが、あたえつづけて、破産したり、ゆたかでなくなるということはありませんが。
1つの花に水をあたえすぎると、その花が枯れてしまうことがあります。
水を10リットルくらい一気に飲むと、ショックで気絶したり、息絶えたりすることもあります。
高額の宝くじに当選したために、不幸になったと感じる人が
当選者の90%にものぼるという調査結果もあります。
あたえるのが楽しいからといって、
それを1人の人に集中して、むりやりあたえつづけることは、相手を枯らすことになります。
おたがいのユニークさのなかで、満たされるだけのものを
分かち合えばいいんだと思います。
物質的なものをわかちあうときには、
それをコントロールする智慧を学ばなければ涸れることもあるということです。
コップ1杯の水を花とわかちあうなら、
その水と花と自分に最大の愛と感謝をつめこむことができます。
物質的なものと、愛とか感謝とかのあいだの混乱を整理すれば、
ゆたかさは、どんどんあなたにながれこんでくることでしょう。
ひとかけのパンを愛と感謝を込めて、分け合って食べれば、
どんだけ美味しくてしあわせかっちゅうことです。
ひとかけのパンを愛と感謝をもって分かち合える人は、
ひとかけのパンを愛と感謝をもって分かち合える人を引き寄せます。
だから、その人たちは、なんの心配もいらないことを知っています。
というより、心配ということを概念的に知っていても、わいてきません。
いとかけのパンを100人と分かち合える人は、
結局、100かけのパンを食べれます。
あたりまえのことだけど、すてきなことだと思いませんか?
たったひとかけのパンを100人と分かち合う器量をもっていれば、
お腹いっぱい、しかも愛と感謝をもって食べれます。
だれかが育てた小麦でだれかがつくったパンが、
なにかの縁で自分のところにやってきてくれた。
それを手放したくないと思えば、食べてしまうこともできます。
食べてしまうことすらもったいないと思えば、腐るのを待つだけです。
たっぷりの愛と感謝で100人と分かち合うこととどちらがしあわせか。
すべては、選択の問題です。
しかも、ひとかけのパンを100人に分かち合おうと思えば、
政治も国境もしくみもなんら影響ありません。
とは、いうものの。
とは、いうもののです。
貴重なひとかけのパンを100人でいきなり分かち合おうと思っても、
うまくいかない場合もあります。
愛と感謝をもって100人と分かち合えば、
あなたのもとにおなじように分かち合いたいと思う人が100人あらわれることを
信頼できなかったりします。
これは、学校でならった考え方とはかけはなれていて、
そこで養われた習慣や知識とは矛盾しています。
だから、急に信頼できなくても当然です。
だから、もし、あなたにひとかけのパンが巡ってきたときは、
2人で分かち合ってみてはどうでしょう。
そして、自然の声に耳をかたむけ、よく観察し、感じとることをわすれないでください。
あなたのもとに、おなじようにひとかけのパンをわかちあいたいと思っている人があらわれていることに注意深くなることです。
そして、その愛と感謝のつまったひとかけのパンの分かち合いを
こころよく受けとることです。
この自然の原理に注意深くなると、
本当にあたえること、分かち合うことのよろこびが感じられるようになります。
まちがっても、パンを分かち合ったんだから、早くパンをよこせ
ということではないということはつけくわえておきます。
あなたが、本当に無条件に、見返りを期待せずに分かち合ったとき、
あなたのもとに、おなじように無条件に分かち合いたいという人が巡り巡ってくるということです。
そして、あなたは、むやみに、
「無条件に分かち合おうとしている人のよろこびの機会」を奪おうとしないことです。
そんな、無条件にあたえる人なんてどこを見わたしてもいないよ。
と、もし、思ったとしたら。
それは、たんに、無条件にあたえていないから、
そういう人を引き寄せていないだけです。
いろいろと詳細を書き出すと、混乱が度を超すと思いますので、このへんで。
これを読んで、いろんな疑問がある人は。
まずは、身近にいてくれるたいせつな人となにかたいせつなものを分かち合えば
こたえが見つかると思います。
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