のこすところ、今年もあと半日。
読むだけで、1年に感謝して疲れを落とし、
しあわせを思い出せる文を紹介してしめくくります。
イメージワークではありませんので、
読むだけで効果があります。
意識的にイメージしたり思い出したりする必要はありません。
ただ、読むだけでOKです。
読むと、咳やくしゃみがでるかもしれませんが、
1年のつかれや必要のなくなったものを払い出す比喩くらいに思えると効果的です。
最初に深く息を吐ききってから、
全身のちからを抜いてください。
内容を理解せずに読んだほうが効果的です。
それでは、どーぞ。
あなたは、見わたすかぎり、険しい山にかこまれています。
山頂には雪景色の高くそびえ立つ山ばかり。
山の頂上へ登る道などはありません。
それでも、あなたは、いずれかの山には登らなくてはいけません。
四方を山に囲まれた厳しい環境では生活できないからです。
あなたは、道なき道を登り始めます。
なんとか、登れそうな場所を見つけて、一歩ずつ必死で登ります。
あなたは、山に歓迎されていないかのようです。
それでも、この山を登れば、いまよりもましな環境があると信じて
あなたは、傷だらけになって登りつづけます。
頂上に近づくにつれて、気温は下がってきます。
吹雪があなたの行く手をはばみます。
それでもあなたは、必死にしがみつき、吹雪をやりすごします。
体が冷えてこごえそうです。
泣きたくなりますが、あなたには泣く元気もありません。
泣いたとしてもすぐに涙がすぐに凍ってしまう気温です。
あなたは、1人、一歩ずつ登ります。
やっとのことで、あなたは、頂上にたどりつきます。
ほっと、安心して、頂上からあなたは世界をながめます。
あなたは、愕然とします。
見わたすかぎり、山々が連なってつづいているだけです。
どこまでも、山と谷とがつづいています。
そのとき、爆音とともに、あなたの足下がゆらぎます。
経験したこともない音とともに、あなたは雪崩にまきこまれます。
あなたは、すべてをあきらめ、雪崩に身をゆだねます。
あなたには、それしかできませんでした。
氣がつけば、あなたは、もといた山のふもとにいます。
そこには、泉があり、花が咲き、森があります。
泉からは、新鮮な水がいつもわき出ています。
あなたは、それを一口飲みます。
とてもここちよい温度で、なつかしい味がしました。
いままでそびえ立っていた山が消えています。
あなたは、氣づきます。
四方をかこんでいた山々は、あなたの恐怖であるということを。
恐怖はあなたの幻想であったことを知ります。
あなたは、木陰で休み、泉で口を潤し、友人と語るのに山を登る必要はなかった。
山の頂上に立ち、すべては、あなたの恐怖で囲まれていたことを知ると、
雪崩とともに、すべてを手放すことができました。
あなたがあなたであるために、どこかに出かける必要など、
最初からなかったことを知ります。
泉には、いままであなたが出会った人々が語り合っています。
あなたは、1人ずつ丁寧にあいさつし、感謝の氣もちをつたえています。
ときには、つらいと思える体験をあなたにあえてあたえてくれた人も泉にいます。
その人は、笑顔であなたを迎え入れ、2人は握手しています。
あなたは、時間をわすれ、一人ひとりと握手をかわします。
どの出会いもあなたにとって完ぺきな出会いでたいせつな氣づきをあたえてくれました。
ある人にあなたが近づいていくと、その人は目をふせます。
あなたと出会ったときの行動を後悔しているようです。
その人はあなたをひどく傷つけたと思っています。
あなたは、おだやかに近づいて握手します。
そして、ゆっくりと抱き寄せて、しずかな声でいいます。
「ありがとう」
その人は、しずかに涙を流していいます。
「ありがとう」
二人はおたがいの人生を祝福しました。
あなたは、泉のそばにある小さな木陰を見つけます。
そこには、あなたのもっとも大切な人がすわっています。
あなたが近づくと、「待っていたよ」と笑顔でいってくれます。
あなたは、たいせつな人のとなりに座って、泉にあつまる出会った人々を眺めます。
すべての人があなたのしあわせを祈っているのがわかります。
すべての出会いが、あなたのしあわせになくてはならなかったと氣づくことができます。
遠くのほうに、以前観たような険しい山がかすかに見えます。
そっと、たいせつな人と手をつなぐと、その山は消えてしまいました。
ここがあなたのうちであり、ふるさとであることがわかります。
胸のあたりがすこし暖かく感じられます。
あなたが遠くへ行かないかぎり、大いなるすべては、いつもあなたのうちにあります。
そのことを胸の暖かさが教えてくれます。
そして、あなたはすべてとのつながりを感じはじめています。
あなたの存在があって、はじめてすべてはすべてであることを感じます。
すべてはあなたであり、あなたはすべてです。
どこを観ても、あなたとそれ以外をわける境界が見つかりません。
あなたは、個人であり、同時にすべてであることを
感じ始めています。
そして、あなたのうちに、しずかな情熱があったことを思い出します。
そして、あなたは、ゆっくりとそしてすばやく目覚めます。



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